さすらい人幻想曲

旅と写真 X100T X-T1 X-T3 RICOH GR

京都の紅葉2017①金戒光明寺

11月の上旬、京都に行ってきた。混雑が予想される嵐山や清水寺を避けて、比較的マイナーな場所を訪れた。マイナーだからと言って、質が劣るわけではなく、レベルは同レベル。違いは、観光客や外国人があまり行かない、ということ。

伺ったのは、金戒光明寺。特別拝観の期間中で、「紫雲の庭」をはじめとする庭園や回遊式庭園の拝観をすることができた。

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 再建された山門をくぐり、境内に足を踏み入れると風情のある石段とである。この緩やかな石段が昔からとても好きだった。

 「黒谷(くろだに)さん」の俗称で呼ばれる金戒光明寺法然上人が道場を開いたことから、浄土宗の最初の寺院として知られている。

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回遊式庭園から御影堂を臨む。 御影堂は過去には豊臣秀頼によって再建された歴史があるが、焼失し、現在の建物は昭和の再建によるものだ。

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 見上げる紅葉。私が持ってきたカメラ『RICOH GR』の単焦点レンズはとても優れていて、太陽が画面に入ることによるレンズフレアも許容範囲で、色合いや、ホワイトバランスも4年も前に発売されたとは思えないほど優秀だ。赤い紅葉や、

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黄色い紅葉。特別拝観によって、池泉回遊式庭園を歩くことができる。京都でもいろいろな庭園を鑑賞することができるが、「黒谷さん」の庭園は未だに特別拝観の期間しか鑑賞することができない。

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 このあたり、あと1週間もすれば、真っ赤になったはず。全体的にはまだ盛りを迎えていなかったが、お寺と紅葉という、実に京都らしい風景だった。

 吉備観音という素晴らしい仏像にも拝観でき、落ち着いた休日を過ごすことが出来た。

 

◆今回の撮影に使用したカメラ